ドリーミーなガールズグループOh My Girlは、2015年に明るく快活な「Cupid」でデビューし、それ以降シングルを定期的にリリースしている。ここ2年間、さまざまなスタイルに挑戦してきた彼女たちは、2018年初めにリリースされた「Secret Garden」でポップ・グループとしての自らの立ち位置を再認識したようだ。しかし、彼女たちの最新シングル「Banana Allergy Monkey」は、前シングルの優雅な明るさを危険なまでにイカれたキュートさへと変貌させた。可愛さとおバカさがマッチしたコリオグラフィーで、不幸なアレルギーを持つサルの話を歌っている。子供番組に受けそうな曲だが、今年の夏の定番曲になりそうな一曲でもある。
10. Samuel(サムエル) 韓国人とメキシコ人のハーフであるシンガー兼ダンサーのSamuel Kim Arredondoは、11歳の頃からK-POPスターを夢見てトレーニングを続けてきた。短命だったヒップホップ・デュオ1Punchの前にポップ・グループSeventeenと一緒に練習を行っていたが、本格的にブレークしたのはオーディション番組『プロデュース101』の第2シーズンに出演したときだった。オーディション中、常に力強いパフォーマンスを見せつけ、観客の投票では常に高ランクを維持したのである。サムエルは最終グループに確実に残ると皆が思っていた。しかし、最終ラウンドで彼は18位という予想外の結果で落選する。その後、早々に立ち直った彼は、落選直後に16歳で「Sixteen」という曲でソロデビューを果たした。彼が提供するパフォーマンスはどれもこれも「滑らか」の一言に尽きる。彼のダンス、物怖じしない歌詞、髪の毛のツヤさえも滑らかなのだ。