ビョーク、8年ぶりにテレビ出演しパフォーマンスを披露

ビョークは八年ぶりにテレビに出演した(Photo by Santiago Felipe/Getty Images)

ビョークは、英人気番組BBC2「Later… with Jools Holland」に8年ぶりにテレビ出演し、「Courtship」と「The Anchor Song」を披露した。

ビョークが8年ぶりにテレビに帰ってきた。英国現地時間5月22日にBBC2の番組「Later… with Jools Holland」に登場し、「Courtship」と「The Anchor Song」の2曲を披露したのである。

「Courtship」は2017年にリリースしたアルバム『Utopia』収録の曲。この日のライブでは、軽やかなパーカッションの上でさえずる鳥の鳴き声に見立てた摩訶不思議なフルート・アンサンブルをバックに、シュールなマスクを被ったビョークが心を奪うほどのボーカル・パフォーマンスを披露し、彼女独特の歌声が最後の嘆きの叫びでピークに達した。

このライブ・パフォーマンスは、フルート・アンサンブルをそのままインタールードにして2曲目「The Anchor Song」に続いた。この曲はビョークのソロデビュー・アルバム『Debut』(1993年)に収録されている。木管楽器のサウンドがエアリーな雰囲気を醸す中、ビョークのユニークな歌声が独特の響きを持って際立ったライブ演奏で、その音像は記憶の中のオリジナル版のサックス風サウンドを思い起こさせるに十分だった。



ビョークが最新作『Utopia』をリリースしたのは2017年11月。今年5月25日にはジェイリン、ケリー・リー・オーウェンズ、Lanark Artefaxによる3曲入りリミックスEPをリリースする予定だ。このEPにはアルバム収録の「Arisen My Senses」のリワーク版も含まれる。

Translated by Miki Nakayama

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