ジョーン・ジェット、男社会のロックに物申すー半生を描くドキュメンタリー映画予告編解禁

ジョーン・ジェットのドキュメンタリー映画『Bad Reputation(原題)』が製作中だ (Photo by Christopher Polk/Getty Images for Clear Channel)

全米で今秋に公開される、ジョーン・ジェットのドキュメンタリー映画『Bad Reputation(原題)』の予告編が解禁された。ロック界の根強い男社会でのエピソードなどを語った。

ジョーン・ジェットは、いかに苦労を積み重ねて栄光を手にしたのか。これこそ、新作ドキュメンタリー『Bad Reputation(原題)』のテーマだ。全米では9月28日より、劇場公開およびiTunesとAmazonでオンデマンド配信される。

予告編の冒頭で、ジェットが最初に手にしたギターを思い起こす。13歳の時、クリスマスプレゼントとしてギターを買ってもらったのだが、ギターを習いたいと言った時の周りの反応に、彼女は衝撃を受けた。「レッスンを受けに行ったら、男の子から『ロックは女の出る幕じゃないぜ』って言われた。だから『バッカじゃない』って言ってやったわ」。

ジェットの苦労話はさらに続く。ロック界の根強い男社会でやっていくために、否定的な批判を軽くあしらったり、時にはビール瓶や暴力をかわしたり。さらに予告編では、彼女がロック界で成し遂げた業績に加え、ザ・ランナウェイズのメンバーとして、ソロアーティストとして、さらにブラックハート・レコードの創始者として世に与えた影響を垣間見ることができる。最後は「私ができないと思うことを言ってごらんなさい。いつかやり遂げてみせるから」というジェットの一言で締めくくられる。


Translated by Akiko Kato

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