市の中心街から少し離れたところに、アーティストやクリエイターが集うトロントで最もアツいスポットがある。
地下にはライブハウス、1Fにはクールなレストラン、そしてループトップには、開放的なバーがある「
The Drake Hotel（ザ・ドレイク・ホテル）」だ。（ミュージシャンのドレイクとの関係はないとのこと）何と言ってもセンスが良い。広いわけではないが、細部にわたるこだわりが凝縮されている気持ちの良いホテルだ。地元の人々からも人気で、毎晩パーティやイベント、ライブが開催されているという。また、地元アーティストの作品が数多く飾られており、トロントの「今」を体感することができるスポットだ。
ザ・ドレイク・ホテルの部屋｜ミニマルながらもセンスの良い小物が光るアート作品のような部屋（Courtesy of The Drake Hotel)
ザ・ドレイク・ホテルの部屋｜置いてある小物などもセンスの良いセレクト（Photo by RSJ）
ザ・ドレイク・ホテルルーフトップバー｜定期的にウォールペイントやお店のテーマを変えているという。オープンエアの気持ちの良いバーだ。（Photo by RSJ）このホテル、あまりにも人気が出たために「
DRAKE GENERAL STORE（ドレイク・ジェネラル・ストア）」というセレクトショップも展開している。ホテルの目の前に位置するお店は、センスの良いカナダ土産が買えるので立ち寄ってみよう。
ドレイク・ジェネラル・ストア店内の様子｜キッズから大人までセンスの良いカナダ土産が購入できる。（Photo by RSJ）様々な人種を受け入れるトロントは、音楽やアートにも寛容であり、人々も温かい。80以上もあるエスニック・コミュニティーが存在するだけあり、食文化も進んでおり、食通を唸らすレストランも数多い。カナダアートを始め8万点のコレクションを収容する、
Art Gallery of Ontario（オンタリオ美術館）は、展示鑑賞ももちろんだが、かの有名な鬼才フランク・ゲイリー（トロント出身）が手がけた建物も見事だ。市内は劇場も数多く、ニューヨークさながら芝居鑑賞も愉しめる。そして、トロントから車で1時間も走れば、誰しも人生で一度は訪れてみたい「ナイアガラの滝」を見ることも。
音楽やカルチャーを感じる「旅」を探しているのであれば、トロントを候補に入れてみてはいかがだろうか。
取材協力：トロント観光局
https://www.seetorontonow.com
