GENERATIONS、45万人動員ドームツアーで見せた全方位型の「航海エンタテインメント」

その後は、テレビ朝日「GENERATIONS高校TV」の企画の一環として、ダンスに情熱を捧げる高校生100人と「AGEHA」「Y.M.C.A.」を共演。GENERATIONSのメンバーたちはスクリーンを使ってSNOWで遊んでみたりメンバー同士で戯れ合ったり、最後の曲とあって出血大サービス。彼らと高校生たちの目には<若いうちはやりたいこと何でもできるのさ>という歌詞のごとく、若いポジティブなエネルギーがみなぎっていた。

アンコール1曲目は、「BEST GENERATION」に収録されたEXILEの代表曲「Lovers Again」のカバー。当時のEXILEと同じメンバー構成で同年代となったGENERATIONSが、オリジナルの振付を生かしながら、しかし自分たちらしく先輩の代表曲をカバーするという“世代の継承”を象徴する名場面が生まれる。続く「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」では、上着を脱ぎ去り肉体美を披露したり、パワフルな歌声を響かせたりと、ダイナミックに観客の熱気を煽り続けた。

また、取材した8月4日はリーダー白濱亜嵐25歳の誕生日。アンコール途中には、バースデーソングとケーキで祝福、そして実母登場のサプライズが。白濱はフィリピン人と日本人のハーフで、フィリピン人のお母さんは花束を持って感涙しながらステージに登場。泣ながらに息子へのお祝いの言葉、ファンとメンバーへの感謝を伝え、白濱本人は「ママに産んでもらったからこそ、みんなと、ここにいる皆さんに出会えて、僕は本当に幸せ者だなと感じています。産んでくれてありがとうございます。サラマッポ(タガログ語で「ありがとう」)」と頬にキスを交わした。メンバー6人で歳の数の25回胴上げをする和気あいあいとした一幕も。

そして「ここ東京ドームにいる皆さんと亜嵐くんに送りたいに送りたいと思います!」と「ALL FOR YOU」へ。盛りだくさんのステージはデビュー曲「BRAVE IT OUT」でフィナーレを迎えた。船型のバックステージから降りてはける7人。スクリーンにはGENERATIONSの旅がまだまだ続いていくことを示唆する映像が流れ、「UNITED JOURNEY」の世界を締めくくった。

GENERATIONS from EXILE TRIBE
generations-ldh.jp/

最新シングル「少年」
2018年10月31日発売
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