ap fesを通して見た食・アート・音楽のイベント「TRANSIT! Reborn-Art 2018」

さて、来るべき『Reborn-Art Festival 2019』はどのようなものになるのだろうか。先のインタビューで小林は、石巻で開催する意義についてこのように話していた。

「そもそもは『Reborn-Art Festival』のプレイベント(「Reborn-Art Festival × ap bank fes 2016」)を宮城県石巻市でやることが決まって。雲雀野埠頭という何もない工業港だったのですが、海際であえて『ゼロからの立ち上げ』をコンセプトにすること、それ自体が一つの作品にもなると思ったんですね。(中略) 被災地でアートフェスを開催し、地域の営みをもう一度取り戻したいという思いとつながったような気がしたんですよね」(小林)

「音楽」と「アート」と「食」を、人と人とが出会い、つながるために必要なものと考える小林にとって、「被災地でアートフェスをやる」というのは、地域活性・復興支援と直結しているのだろう。

「『生きる』の根底にあるのは『つながり』であり、『出会う』ということが全てだと。それは微生物レベルでも言えることだと思うんですよね。我々は出会うことで生きている」(小林)

TRANSIT! Reborn-Art 2018
http://www.reborn-art-fes.jp/news/transit-reborn-artevent/

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