キング・クルール、マーキュリー賞にノミネートの『The OOZ』から「Biscuit Town」のMVを公開

2017年リリースの『The OOZ』がマーキュリー賞にノミネートされているキング・クルール(Photo by Frank Lebon)

昨年10月にリリースされ、Pitchforkで9.0点(BEST NEW MUSIC)の高評価を獲得し、英国で最も権威のある音楽賞マーキュリー・プライズにもノミネートされたキング・クルールの最新アルバム『The OOZ』。その1曲目を飾った「Biscuit Town」のMVが公開された。

このMVは、オランダ・アムステルダムの企業=WeTransferとコラボレーションした3部作の1作目であり、キング・クルールことアーチー・マーシャルが、各ビデオのディレクターと世界観を作り上げていったという。映像の中で主人公のアーチー・マーシャルは、フィルム・ノワール調の"ビスケット・タウン”に住んでおり、目覚めてからの街での足取りをたどり、ぼんやりと半分しか覚えていない昨夜の断片の面影を追いかけている。



なお、2018年のマーキュリー・プライズの候補には、キング・クルールも所属する「XL Recordings」の総帥リチャード・ラッセルによるコラボレーション・プロジェクトも選出。ノミネート作品の『Everything Is Recorded by Richard Russell』は、サンファ、イベイー、ウィキ、カマシ・ワシントンら「XL」およびその傘下レーベル「Young Turks」の人気アクトから、デーモン・アルバーン、ジ・インターネットのシド、ピーター・ガブリエル、オーウェン・パレットといった超豪華な面々が参加した作品となっている。2018年のショートリストはこちら

Rolling Stone Japan 編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE