BTS新作、ビルボード200で再び1位を獲得

新作発表で、再びビルボード200で1位を獲得した初のK-popグループBTS(Photo by Shutterstock)

ビルボード200で1位を獲得した初のK-popグループBTSの新作『LOVE YOURSELF 結 ’Answer’』が再び初登場1位となり、さらなるチャート記録を打ち立てた。ワン・ダイレクションに続き、1年間で2枚のアルバムがビルボード200で1位を獲得したポップ・グループとなった。

ビルボード200で1位を獲得した初のK-popグループBTSの新作『LOVE YOURSELF 結 ’Answer’』が再び初登場1位となり、さらなるチャート記録を打ち立てた。

新作『LOVE YOURSELF 結 ’Answer’』が届けられたのは、BTSの前作『LOVE YOURSELF 轉 ’Tear’』が初登場第1位を獲得してから3ヵ月後で、リリース初週の総売りげ上は18万5000枚に達した。これは前作の初週売り上げ13万5000枚を大きく上回っている。

ビルボードが発表したように、2014年のワン・ダイレクション以来、BTSは1年間に2枚のアルバムでチャート1位を獲得した初のポップ・アーティストだ。また、『LOVE YOURSELF 結 ’Answer’』は、過去10年間でチャート1位を獲得した外国語アルバムとしては2枚目で、前作『LOVE YOURSELF 轉 ’Tear’』に続く形となった。BTSの前に英語以外のアルバムで1位になったグループはイル・ディーヴォで2008年のことである。

今週トップ10に入った新作はもう1枚ある。プエリトリコ人のレゲトン・スター、オズナの新作『Aura(原題)』が自身の順位を上げて、7位となり、4万9000枚を売り上げた。

それ以外の8つのスポットは返り咲き組が占拠し、トラヴィス・スコットの『Astroworld(原題)』が2位に上がり、ドレイクの『Scorpion(原題)』が3位、先週1位だったアリアナ・グランデの『スウィートナー/Sweetener』が4位、ニッキー・ミナージュの『クイーン』が5位、ポスト・マローンの『ビアボングズ&ベントレーズ』が6位となった。

また、ファンがアルバム発売1周年を祝ったことで、XXXテンタシオンのアルバム『17』が8位に大きく返り咲いた。そして、ジュース・ワールドの『Goodbye & Good Riddance』とカーディ・Bの『Invasion of Privacy/インヴェイジョン・オブ・プライバシー』は10位圏内から姿を消している。

次週のアルバム・チャートの1位争いはトロイ・シヴァンの『ブルーム』とホワイ・ドント・ウィーの『8 Letters/8レターズ』と目されていたが、エミネムの『カミカゼ』が予告なしにリリースされたことで、次週のビルボード200のトップは誰の目にも明らかだろう。

Translated by Miki Nakayama

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