トム・モレロ、初のソロ名義アルバム『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』を11月にリリース

多数の豪華ゲストを迎えた初のソロ名義アルバム、『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』を発表したトム・モレロ

プロフェッツ・オブ・レイジとしての来日も記憶に新しいトム・モレロが、ソロ名義としては初となるアルバム『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』を11月21日にリリース(配信および輸入盤は10月12日)。多数の豪華ゲストを迎えた野心作に仕上がっている。

ローリングストーン誌の選ぶ「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に2度選出され、これまでにブルース・スプリングスティーンやジョニー・キャッシュなど数々のアーティストとのコラボレーションを果たしてきたトム・モレロ。今作『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』では、スティーヴ・アオキ、マーカス・マムフォード(マムフォード・アンド・サンズ)、ポルトガル・ザ・マン、ベースネクター、RZA&GZA(ウータン・クラン)、ヴィック・メンサ、K.フレイ、ビッグ・ボーイ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、プリティー・ライツ、キラー・マイク、ウェザン、カール・レスティボといった各界を代表する多数の豪華アーティストがトムのもとに集結した。

トムの象徴的なギター・スタイルはもちろんのこと、ロック、ヒップホップ、そしてダンスなどあらゆるサウンドをトムならではの融合によって進化させた、究極のクロス・オーバー作品と呼べるだろう。同作からは、既に「ラビッツ・リベンジ」と「ウィー・ドント・ニード・ユー」の2曲のMVも公開されている。





「まったく新しいジャンルの音楽をつくりたかった」と本人が語るように、今作の参加アーティストはすべてトム自らオファーして実現したものだという。さらにトムは、次のようにコメントしている。

「リフとビートから制作に取り組んでいたけど、各アーティストのすばらしい才能が俺の創造性を未知の領域へと運んでくれたんだ。俺は音楽的にも、そして世の中の不公平にたいしても常に情熱をもって取り組んできたつもりだけど、今こそこの地球を救うために最後の力を振り絞って仲間を集結させるべきだと感じたんだ。音楽の境界に挑戦することで、少しでも社会の現状を変えるきっかけをつくりたかったんだ」。

11月21日にリリースされる日本盤には、ボーナストラックが追加収録されるとのこと。



<リリース情報>

『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』_ジャケット写真

トム・モレロ
『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』
発売日:2018年11月21日(水)
価格:2,200円+税
品番:SICX-116
国内盤ボーナス・トラック収録予定(詳細は後日発表)

=収録曲=
01. バトル・サイレンズ feat. ナイフ・パーティー
02. ラビッツ・リベンジ feat. ベースネクター、ビッグ・ボーイ&キラー・マイク
03. エヴリー・ステップ・ザット・アイ・テイク feat. ポルトガル・ザ・マン&ウェザン
04. ウィー・ドント・ニード・ユー feat. ヴィック・メンサ
05. ファインド・アナザー・ウェイ feat. マーカス・マムフォード
06. ハウ・ロング feat. スティーヴ・アオキ&ティム・マックルラス
07. ラッキー・ワン feat. K.フレイ
08. ワン・ネイション feat. プリティー・ライツ
09. ヴィジランテ・ノクターノ feat. カール・レスティボ
10. ホウェア・イッツ・アット・エイント・ホワット・イット・イズ feat. ゲイリー・クラーク・ジュニア&ニコ・スタディ
11. ロードランナー feat. レケイリー47
12. リード・ポイズニング feat. GZA、RZA&ヒーローバスト

Rolling Stone Japan 編集部

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