レッチリのフリーが語る、音楽教育への支援活動とバスケ愛

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー(Photo by Shutterstock)

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーは、自身が共同設立した音楽学校の毎年恒例の資金集めイベントの目玉賞品「レイカーズ対スパーズ戦をフリーと一緒に観戦する権利」の出品についてローリングストーン誌に語ってくれた。

「クールなことをしようとみんなが集まるのさ。ほんと、マジで最高だね」と、毎年恒例のシルバーレイク・コンサバトリー・オブ・ミュージックの資金集めイベントについてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーがローリングストーン誌に語った。

現地時間9月29日、ロサンゼルスにある音楽教育と音楽コミュニティの支援センターが毎年恒例の資金集めとアートオークションを開催する。これは2001年にフリーが他者と共同で設立した音楽学校だ。このイベントではコメディアンのマーク・マロンがMCを務め、k. d.ラング、リンゼイ・バッキンガム、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどがライブを行う。

アートオークションに出品される作品は、ダミアン・ハースト、シェパード・フェアリー、エド・ルシェ、レイモンド・ペティボーン、セシリー・ブラウン、ケニー・シャーフなどだが、最も興味を引くオークション品はレイカーズ対スパーズ戦をフリーと一緒に観戦する権利だろう。

「まあ、ほら、俺の人生で一番贅沢で突飛な買い物がレイカーズのコートサイド席の観戦チケットだと思うんだ」とフリー。「正直に言うと、これって俺にとっては教会に行くのと同じことなんだよ。バスケットボールっていうのは、この国の文化で最もずばぬけたものだと思うぜ。バレエが大好きな連中がバレエを観に行くのと同じことだね、たぶん。とにかくバスケが大好きなんだよ。それに、俺はガキの頃から筋金入りのレイカー・ファンだ。だから、俺にとってバスケ観戦は遊びじゃない。でも、俺がバスケの試合観戦をオークションに出すって決めたとき、本気だったことをみんなに知ってもらいたくてね。だって『俺は行かないってことは絶対にない』って思っているから、落札者は必ず俺と一緒に観戦しないとならない。俺がレブロン・ジェームズを見逃すことはない。それだけはあり得ねぇ。だって、彼が空中戦でランス・スティーヴンソンをへこませるのを見逃すわけがないだろ。当たり前だよ」。

Translated by Miki Nakayama

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