アンダーソン・パークがケンドリック・ラマーと組んで作った新曲「Tints」が公開された。近日リリース予定のアルバム『Oxnard(原題)』からのシングルカット第1弾だ。
2人は掛け合いの中で、公道を疾走する自由を熱望しつつ、プライバシーとのバランスをとるといった内容を語る。「一般道をあちこち乗り回すなんて無理/目隠しがいる スモークを張ったウィンドウが必要だ」 これに続いて、アンダーソン・パークが夏を思わせるグルーヴ感たっぷりのメロディで歌う。「悪い女を抱いたまま、フリーウェイ110号線をカッとばすなんて無理/目隠しがいる、スモークを張ったウィンドウが必要だ」
2人は2015年、ドクター・ドレーの『コンプトン』の中の1曲「ディープ・ウォーター」で共演済み。今年上旬にリリースされたラマー監修の『ブラックパンサー ザ・アルバム』では、「ブラッディ・ウォーターズ」という曲でアンダーソン・パークがフィーチャリングされている。
アンダーソン・パークはローリングストーン誌とのインタビューで、ドクター・ドレーが『Oxnard』のエグゼクティヴ・プロデューサーを務めていることを明かした。Madlibも制作にかかわっているとのこと。アルバムは今年下旬にリリースが予定されている。
「これは俺が高校生のころからずっと温めていたアルバムなんだ。(ジェイ・Zの)『ザ・ブループリント』とか、ザ・ゲームの『ザ・ドキュメンタリー』とか、(カニエ・ウェストの)『ザ・カレッジ・ドロップアウト』とかを聴いてたころからね」と、本人は語った。