チャーリーXCXが90年代のポップ・アイコンに変身 新曲「1999」を語る

チャーリーXCXがトロイ・シヴァンを迎えて制作した新曲「1999」。

チャーリーXCXとトロイ・シヴァンの新曲「1999」のミュージックビデオが公開された。1990年代にオマージュを捧げたこの曲の中で、XCXはスティーヴ・ジョブズ、TLCのレフト・アイに扮し、シヴァンはジャスティン・ティンバーレイク、エミネム、バックストリート・ボーイズに扮している。

また2人は映画『タイタニック』や『マトリックス』、さらにはマリリン・マンソン&ローズ・マッゴーワンのレッドカーペットでのツーショットを思い起こさせる衣装で登場。

イギリス出身のXCXは、現在アメリカを活動の拠点としている。「3年前にロサンゼルスに移り住んだとき、よくハウスパーティをしてたんだけど、トロイとはそこで初めて会ったの」とローリングストーン誌にXCXは語った。「お互い共通の友人もたくさんいたし、彼がスーパー・スウィートな人だってすぐに分かった」

それ以降、2人はコラボレーションについて話を進め、今年3月に「1999」を書いたXCXはシヴァンに曲を聴かせた。当時、彼女は別のアーティストのためにその曲を使おうと考えていたが、シヴァンの反応を見て考え方を変えた。「トロイが『すごくクールな曲じゃないか』と言ってくれたの。彼がクールだと思える曲なんだったら、それは間違いなくクールよ。彼はいい味を出してるしね」。そして2人のコラボが実現したのだった。

曲のコンセプトは、曲のタイトルのアイデアにもなった。「『1999』は曲のクールなタイトルだと思っていたし、新しいことに何か挑戦したいと思っていたから、多くのインスピレーションが得られるんじゃないかなって。ノスタルジックな意味合いはあまりなくて、Poptastic(POP+TASTICの造語)なタイトルだと思った」

1999年、XCXはわずか7歳。ただ、90年代のスタイルは彼女に影響を与えた要素の一つと言える。90年代の一発屋ソングとされているWhigfieldの「Saturday Night」やVengaboysの「We Like to Party!(The Vengabus)」は彼女のお気に入りの曲だ。「 私はステージに上がる前、よく『We Like to Party!』を歌ってる。私のフェイヴァリット・ソングの一つよ」

XCXはこの秋、アジアとオーストラリアで開催されるテイラー・スウィフトのツアーに同行する。



Translated by Rolling Stone Japan

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