コールドプレイが新作ドキュメンタリー、ライブアルバム、ライブDVDの同時リリースを発表

映像と音源。ふたつの世界が魅せる、コールドプレイの「ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ・ツアー」(Photo by Shutterstock)

コールドプレイは、これまでのキャリアをたどった新作ドキュメンタリー作品に併せて、新しいライブDVDとライブアルバムのリリースを発表した。『The Butterfly Package』と命名されたコンプリート・ボックスセットは、12月7日に米国で発売される。

ライブDVDとライブアルバムには、2015年のアルバム『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』を携えてバンドが行ったワールドツアーの南米レグの2会場での様子が収められている。DVDでは2017年11月8日にブラジルのサンパウロで開催されたライブの映像、CDでは11月15日にアルゼンチンのブエノスアイレスで行われた最終公演の音源が楽しめる内容だ。今回の発表に併せて、コールドプレイは2008年のヒット曲「Viva La Vida/美しき生命」を披露したライブ映像の断片を公開した。

『The Butterfly Package』を締めくくるのは、以前バンドが制作を発表した、アルバムと同一タイトルの『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』というドキュメンタリー作品だ。監督を務めたのは、2016年に公開されたオアシスのドキュメンタリー映画「オアシス:スーパーソニック」の監督としてもおなじみのマット・ホワイトクロス。コールドプレイのメンバーの長年の友人でもあるホワイトクロスが新作ドキュメンタリーで20年にわたるバンドの歴史をたどった。

ドキュメンタリー作品『ア・ヘッド・フル・オブ・ドリームズ』は11月16日からAmazon Prime Videoにて配信を開始。劇場では11月14日のみ全世界同日劇場公開となり、バンドの全面協力により、世界2000館以上の劇場にて限定で行われる。

『The Butterfly Package』は、4枚組(2枚組ライブアルバムと2枚組ライブDVDを収録)のボックスセットとDVD2枚とLP盤3枚を収めたセットにて発売を予定。プレオーダーも可能だ。ブエノスアイレスでのライブ模様は2組CDセットとしての単品発売も予定している。また、日本でのライブの模様を収めた『Love In Tokyo / ラヴ・イン・トーキョー』が12月7日に発売される。

Translated by Shoko Natori

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