2015.11.10 00:00
THE MEMORY HOTEL
新世代シティ・ポップの歌姫、一十三十一は、アートワーク、歌詞、サウンドを通じて、一本の映画のようにアルバムを作り上げていく。今回はホテルを舞台にしたミステリアスな物語で、クニモンド瀧口、Dorian、 ...
2015.10.10 00:01
コンプトン
ドクター・ドレーこと、アンドレ・ヤングは多作でありながら、忍耐強くもある。ドレーが仕事を休んだのは一度もなさそうだが、彼の最後のソロ作品からはすでに16年が経過している。彼はその間、1992年の『ザ・ ...
2015.10.10 00:00
ポイズン・シーズン
デストロイヤーのダン・ベイハーは、インディロック界において最も独創的であり、最も予測不可能な人物と言える。2011年にリリースした前作『Kaputt』は、80年代初期のAORに独特の解釈を加えて作った ...
2015.10.10 00:00
EELS & PEANUTS
鈴木惣一朗(ワールドスタンダード)と直枝政広(カーネーション)による異色デュオ、ソギー・チェリオスの2作目。音楽性や性格は違うものの、1959年生まれで同世代のふたりが、アイデアを持ち寄って曲を作り上 ...
2015.10.10 00:00
ペイパー・ゴッズ
古巣のワーナーと契約したせいか、アイドル時代に戻ったようなジャケに驚かされる5年ぶりの新作。そのサウンドはジャケに負けないくらいカラフルで、ポップスシーンの新鋭、マーク・ロンソンや80年代に彼らのヒッ ...
2015.10.10 00:00
ホワット・ウェント・ダウン(通常盤)
UKのアートロックバンドであるフォールズは、アリーナで歌われるにふさわしいアンセムを得意とする。彼らの4作目でバンド史上最高傑作となるこのアルバムは、ダークで切迫した雰囲気を醸し出している。特に、ファ ...
2015.10.10 00:00
ビリーヴ・アイム・ゴーイン・ダウン…
J・マスキスやキム・ゴードンが一目置くシンガー・ソングライター、カート・ヴァイル。エリオット・スミス等を手がけたロブ・シュナップがプロデュースする新作は、フィンガーピッキングでの弾き語りにバンジョーや ...
2015.10.10 00:00
ミュージック・コンプリート
ピーター・フックの脱退に揺れたニュー・オーダーが完全復活! エレクトロニック路線に舵を切った新作には、バンドの魅力が余すところなく詰まっている。ケミカル・ブラザーズのトム・ローランズがプロデュースで参 ...
2015.10.10 00:00
ディプレッション・チェリー
これまで4枚のアルバムを発表してきたビーチ・ハウス。彼らはその作品で、聴く者の心に“無上の喜び”と“喪失感”を同時に喚起させるという、類いまれな技を駆使してきた。ギタリストのアレックス・スカリーのメロ ...
2015.10.10 00:00
飛翔(Standard Version)
昨年、ラストアルバム『永遠(TOWA)』を発表したピンク・フロイドのヴォーカル兼ギタリスト、デヴィッド・ギルモアによる9年ぶりのソロアルバム。ギルモアはエモーショナルなギターを弾きまくり、ベースやピア ...
2015.10.10 00:00
アズ・イフ
NYをベースにディスコ・パンク・サウンドを進化させてきた!!!(チック・チック・チック)の新作は、新たなアプローチに挑戦。バンドでセッションした音源を、フロントマンのニック・オファーとメンバーのラファ ...
2015.10.10 00:00
The Blade
現在カントリーの世界には、商業的なカントリーとオルタナティヴ・カントリーが存在する。ふたつの間には確執があるが、アシュリー・モンロー自身はどちらの側にもついていない。モンローにとって3枚目のアルバムと ...
2015.10.10 00:00
フォーム・アイランド
イギリスのエレクトロ・デュオ、ダークスターの新作は、若者たちの抱える葛藤や希望をテーマにしたもの。ふたりは地元の若者と人生や社会について語り合い、その様子を記録。彼らの声や街のノイズをサウンドにちりば ...
2015.10.10 00:00
ザ・シークレット・ヒストリー・ヴォリューム1
1992年、ペイヴメントがデビュー作『スランティッド・アンド・エンチャンティッド』をリリースして約四半世紀経ったが、いまだ同アルバムは、ほぼ間違いなくインディロック史における最も優れた作品だ。見事なギ ...
2015.10.10 00:00
ミッドナイト・スナック
マック・デマルコと交流が深いピーター・セイガーのソロユニット、ホームシェイクの新作は、タイトルどおり深夜にぴったりのムード。力が抜けたバンド・サウンドと怪しげなシンセが自家製R&Bを奏でるなか、ファル ...
2015.10.10 00:00
Almost A Rainbow
「社会派三部作」と呼ばれる最近の作品では、時代を鋭く見つめた歌詞にも注目が集まるアナログフィッシュ。そんな流れに一区切りつけたような開放感に満ちた音が、新作から勢いよく飛び出してくる。シンセのきらめき ...
2015.10.10 00:00
Beautiful Flight(EXCITING FLIGHT盤)
今年の年末、16年にわたる活動を終了するPE。その主力メンバー3名が結成したのが、H ZETTRIO。デビューして間もない2014年、世界最高峰のジャズ・フェスティバルであるモントルー・ジャズ・フェ ...
2015.10.10 00:00
ユアーズ、ドリーミリー、
いささか風変わりなデビューアルバム『ユアーズ、ドリーミリー、』。本作の「アウタ・マイ・マインド」で、ダン・オーバックは歌う。“俺だってゲームのことがわかる年齢だ/でも、今の俺はボタンを押すことで正気を ...
2015.10.10 00:00
ブレイス・ザ・ウェーヴ
ダイナソーJrを出発点に、フォーク・インプロージョン、セバドーなどで曲を生み出してきたルー・バーロウ。なかでもソロアルバムの持つ親密な空気が、彼の歌には合っている気がする。6年ぶりの新作はゲストを交え ...
2015.10.10 00:00
にじむ残響、バザールの夢
ソウル・フラワー・ユニオンの中川 敬による3作目のソロアルバム。船戸博史(ふちがみとふなと)、藤井一彦(THE GROOVERS)らをゲストに迎えたアコースティックな編成で、そのしなやかな演奏が中川の ...