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ブラッド・ピットが出演作『マネーボール』を語る!
「僕みたいに野球を知らなくても楽しめる映画」!?

maneyball 02 ブラッド・ピットが出演作『マネーボール』を語る!「僕みたいに野球を知らなくても楽しめる映画」!?

米メジャー・リーグにおいて“マネーボール理論”を唱え、貧乏球団を成功に導いた実在の人物、ビリー・ビーン。オークランド・アスレチックスを常勝球団に変えたゼネラル・マネージャーだ。大金を積んでスター選手を獲得できる、経済力のある強豪チームに、どうすれば勝つことができるのか――。

その実話を映画化した新作『マネーボール』で、ビーン役を演じたブラッド・ピットが、この度2年ぶりに来日。妻アンジェリーナ・ジョリーと6人の子供たちを連れて空港に降り立つ姿がメディアを賑わせた2日後の11月10日、会見に登場した“ブラピ”が記者たちの質問に答えた。

「この作品を紹介しに日本に来られたことを誇りに思う」と語るピットは、映画『マネーボール』の出来にかなり自信を持っている様子。しかし、実は野球について「そこまでよく知っているわけではなかった」と言う。「この作品は野球を題材にしているけれども、成功や失敗、正義という価値観について、野球をとおして疑問を投げかけているんだ。世間で負け犬というレッテルを貼られている人たちが、本当にそうなのか、ってね」

maneyball 01 ブラッド・ピットが出演作『マネーボール』を語る!「僕みたいに野球を知らなくても楽しめる映画」!?

“マネーボール理論”でビーンたちが実践したのは、高額のギャラが必要な選手のかわりに、コストパフォーマンスのいい選手を多数揃え“低予算で強いチームを作る”ことだった。野球界でなくとも何かとお金に支配されがちな世の中だが、ピットはこう語る。「最初から諦めずに立ち上がることをこの映画は描いている。“負け犬”にも実は価値があり、敗北はあとで成功につながる。ひとつの結果だけを見て判断しないことが重要だ。ビーンの成功も、実際の結果より大事なのは彼の人として、父としての“私的な勝利”だったと僕は考えているよ」

スタッフにも素晴らしい人材が集まった。監督は、『カポーティ』(2005年)がデビュー作にしてアカデミー監督賞にノミネートされたベネット・ミラー。そして脚本は『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンと『シンドラーのリスト』のスティーヴン・ザイリアンだ。「野球を題材にした映画で、こんなに美しい作品は今までなかったんじゃないかな。それはミラー監督のおかげだよ」

「野球のゲームは人生そのもの」とピットが語るこの作品。スポーツ好きもそうでない人も必見の映画だ。

公開情報

『マネーボール』は丸の内ピカデリー、ほかにて公開中。
『マネーボール』公式サイト www.moneyball.jp

Text by Rei Ogura (RSJ)


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