レヴューREVIEWS
レナード・コーエン
『オールド・アイディア』
レナード・コーエンの8年ぶりの新作アルバムのすべての曲は、とてもささやかな時間のなかで起こる。大蛇が這うようなテンポ、やさしく撫でるようなサウンド、コーエンがかつてヨーロピアン...... 【more】
クラウド・ナッシングス
『アタック・オン・メモリー』
"大切なことは決して古くならない"と、ディラン・バルディは歌う。それはこのクリーヴランドのバンドのセカンド・アルバムにおける、90年代へのノスタルジックなゴスペルだ。新しいアイ...... 【more】
AI
『INDEPENDENT』
レーベル移籍第一弾となる通算9枚目のアルバム。邦楽/洋楽の区別など関係ない上質なR&Bアルバムに仕上がっている。昨年末にリリースされた両A面シングルでは、ジャクソンズとコカ・コ...... 【more】
ガイデッド・バイ・ヴォイシズ
『レッツ・ゴー・イート・ザ・ファクトリー』
劣悪なサウンドや未完成の楽曲、変な曲名といった明らかな欠陥にもかかわらず、彼らのアルバムは飲めや歌えの大騒ぎで、中西部のスタジオで酔っぱらっているチープ・トリックを思わせた。2...... 【more】
スクール・オブ・セヴン・ベルズ
『ゴーストリー』
略称は「SⅦB」。なんて神秘的で未来的な字面! そんなブルックリン産スペイシィ&ドリーミィ、スピリチュアル&シャーマニックなアヴァン・ポップ・トリオから美女が一人減り、美男美女...... 【more】
Craig Finn
『Clear Heart Full Eyes』
早口で捲し立てるホールド・ステディのフロントマンとしての5枚の素晴らしいアルバムで、クレイグ・フィンはアメリカの敗者の代弁者として、彼に匹敵するものがいないことを証明した。彼の...... 【more】
ピーター・ブロデリック
『http://www.itstartshere.com』
シー&ヒムなどの作品に参加する若き弦楽器奏者は、「ぼくは何も所有していない」と歌っているが、その言葉どおり、音楽のフリー・シェアに対する見解を示した本作は、タイトルとなっている...... 【more】
Chairlift
『Something』
2008年、iPodのCMでヘヴィ・ローテーションされた「ブルーズィズ」と、呪われた家のために作ったという、PJハーヴェイとユーリズミックスが出会ったような不気味でセクシーなシ...... 【more】
ママギタァ
『ママギタァ・シングス・ママギタァ』
ゆらゆら帝国〜坂本慎太郎のソロ作へのコーラス参加でも知られるガールズ・ガレージ・バンドのママギタァが、なんと約10年ぶりの新作をリリース。その坂本慎太郎が全曲でベースを弾いた本...... 【more】
パフューム・ジーニアス
『プット・ユア・バック・イントゥ・イット』
先立って公開されたビデオが「性表現を助長させる」との理由でグーグルやYouTubeに検閲されたことも話題となった、シアトル在住のゲイの青年、マイク・ハッドレアスによるソロ・プロ...... 【more】
リー・ラナルド
『ビトウィーン・ザ・タイムズ・ アンド・ザ・タイズ』
活動停止中のソニック・ユースのリー・ラナルドによるキャリア初のヴォーカル・アルバム。本隊でも自身がヴォーカルを担当することはあったが、アルバム全編というのは初になる。実験的かつ...... 【more】
SALU
『IN MY SHOES』
スカーズ、サイモン、シーダ、ノリキヨらの曲に客演していた新鋭による初アルバム。バックロジック全面サポートということで、彼が手がけてきた一連のヒップホップ・クラシックに通じる洗練...... 【more】
ファースト・エイド・キット
『ザ・ライオンズ・ローア』
カントリー・ミュージックも、自由貿易の時代になってきた。スウェーデンのふたりの姉妹が、昔ながらのハーモニーでグラム・パーソンズとエミルー・ハリスについて歌ったラブソングの「エミ...... 【more】
赤い公園
『透明なのか黒なのか』
東京・福生を舞台にした村上龍のデビュー作は『限りなく透明に近いブルー』だったが、立川を拠点に活動する90年代生まれの女性4人組による本作は、『限りなく透明に近い黒』といったとこ...... 【more】
シャロン・ヴァン・エッテン
『トランプ』
ほんの数年前まではインディ・レーベルで働きながらギターを弾いて歌っていた女の子が、ザ・ナショナルのメンバーらの力を借りて、驚くほどエモーショナルで、スケールの大きなアルバムを作...... 【more】
メモリーハウス
『ザ・スライドショー・イフェクト』
写真家として活動するメンバーを含むカナダ出身の男女デュオの正式なデビュー・アルバム。ウォッシュト・アウト直系のチルウェイヴ路線から、リヴァーブを若干浅くして、より中道寄りのドリ...... 【more】
リンドストローム
『シックス・カップス・オブ・レベル』
ノルウェーの電子音楽家が放つ最新作。ハウス・ミュージックを起点にしているという点では同じ北欧出身のザ・フィールドにも比肩する個性だが、カナダの奇才カリブーの近作のようにもっとオ...... 【more】
Kathleen Edwards
『Voyageur』
おそらくは最近の彼女の離婚、あるいはボン・イヴェールのジャスティン・ヴァーノンとの出会いから、カナダのフォーク歌手キャスリーン・エドワーズは、新作でサウンドを一変させている。ヴ...... 【more】
エクスプローラーズ・クラブ
『グランド・ホテル』
「まるでビーチ・ボーイズ」と話題になったサウスカロライナの6人組が帰ってきた。マニアをニヤリとさせるオマージュに満ちた前作は、ともすればパロディ・バンドのレッテルを貼られかねな...... 【more】
ラナ・デル・レイ
『ボーン・トゥ・ダイ』
ラナ・デル・レイのことは認めよう。少なくとも、彼女は『サタデー・ナイト・ライヴ』で泣き崩れたりはしなかった。彼女は昨年1年間騒ぎ立てた音楽ブロガーたちの期待の星だったが、ほかの...... 【more】
スクリレックス
『スケアリー・モンスターズ・アンド・ ナイス・スプライツ』
新世代DJ、スクリレックスことソニー・ムーアのデビューEPが待望の日本盤化。USダブステップの寵児と言われているが、もともとはフロム・ファースト・トゥ・ラストというスクリーモ系...... 【more】

























